オールマホガニーのシンラインタイプです。弊社のストラトタイプのヘッド形状のネックを使用しております。このルックスって、ビビっと来る方には、ビビっと来るんですよね。当店では割と、マホガニーにシースルーブルーの着色をすることが多いのですが、今回もボディ、ネックの全面が深みのあるシースルーブルーで着色されています。青緑というか緑青というか、とても素敵な色ですよ。
軽量なマホガニーのボディ/ネックを選別し、ネックの仕込なども少し手を入れて、若干ですが、柔らかな鳴りを得やすいような仕様に造っています。その柔らかい弦の鳴りを、しっかりとしたパーツで受け止めて、少し強めのピックアップでしっかりと出力する、という感じの仕様です。ブジッリにはオクターブを個別に調整ができ、また弦のホールド感も良好なものを使用しています。ペグには、やや重さのあるロトマチックタイプを使用しています。510シリーズという、GOTOHさんの最上級機種です。ツマミを回したときの感触がとてもスムーズで、回した分だけチューニングメーターが動くシンクロ感も強く、良いモデルだと思います。これで、もう少し安ければ言う事なしなのですが(笑) またペグはHAPMという、マグナムロック式で、かつペグのポストの高さを変えることができる機構が付いています。平行ネック(レスポールタイプなどのように角度がついていないものですね)の場合、構造上、どうしても3弦がナット部を下方向に抑える力が働きにくかったりしますが、ポストを低くすることで、ある程度、改善できるという優れものです。当店では、基本的にHAPMでもストリングガイドを取り付けることが多いですが、HAPMであれば、ガイドはいらない、という方も少なくないと思います。
ピックアップは、Seymour Duncan製のものを使用しています。フロントはハムバッカーサイズのP-90タイプで、リアはそれに出力を合わせる意味で少し出力が強めの“HOT”というモデルを使用しています。もっとフロントにパワーが欲しければ、ハムバッカーにも無加工で交換ができるという優れものです。電装パーツは、当店ではいつも通りですがUSAパーツで構成しています。
ルックスは文句なく格好良いと思いますし、柔らかな弾き心地の素敵なギターに仕上がっております。お見逃しなく〜!
(ヒガシ)
Body |
Mahogany |
Neck |
Mahogany 1 Piece, 324mm Scale |
Finger Board |
Rosewood , CFS , Compound
Radius , 22F |
Peg |
GOTOH SDS510Z HAPM S5 |
Pickup |
Seymour Duncan SPH90-1n (Phat Cat) , STR-2 (HOT) |
Bridge |
GOTOH GTC-201 (Brass Saddle) |
Control |
1 Vol, 1 Tone , 3 Way Lever
(USA ASSY , Sprague Vintage Ceramic Cap) |
Color |
Transparent Blue (Polyurethane Finish) |
Case |
Gig Bag |