J-STANDARDシリーズより、アッシュボディ/メイプル指板を組み合わせた7弦仕様のMYTHIC(ミシック)です。Seymour
Duncan製のNazgûl & SentientセットやGOTOH製のトラッドタイプのロック式ペグを搭載、また、リバースヘッドや左右非対称ネック、バーサタイル・テールピースなども採用しております。
木材構成は、アッシュボディ/メイプル指板となっております。アッシュボディは、煌びやかな高音域と明るい明瞭なトーンが特徴で、音がダマになりにくく、低音リフでもしっかりと抜けてくれ、メイプル指板は、アタックがしっかりと感じられ、音に輪郭をつけてくれます。また、ネック材には、ハードメイプル材とウェンジ材を使用した5ピース積層構造となっており、薄めに仕上げたネックの剛性をしっかりと補っています。また、グリップのシェイプは左右非対称となっており、手に馴染みやすく、上下の弦移動のストレスが軽減される為、特に幅の広い7弦ではよりその効果を感じて頂けると思います。
ピックアップには、Seymour Duncan製のNazgûl & Sentientセットを搭載しております。フロントに搭載されているSentient(センティエント)はクリアーなトーンが、リアに搭載されているNazgûl(ナズグル)はアグレッシブなトーンが魅力です。また、トーンポットがスイッチ付きのものとなっており、上に引っ張り上げるとコイルタップされ、疑似的にシングルコイルのようなサウンドを出力できるようになり、サウンドバリエーションが増え、幅広くお使い頂けると思います。
ペグは、GOTOH製のマグナムロックトラッドペグを採用しております。こちらは、裏のダイヤルを回して弦をロックするタイプのペグになっているので、巻き数を気にしたり、ペグを回していくのが面倒だなと感じることもなく素早く弦交換ができる優れものです。また、テイルピースには、弦を表通し、裏通し両方できるバーサタイル・テールピースを搭載しております。プレイヤーの好みや、弦ゲージによるテンション感の違いなどによって弦の張り方を変えられるのは嬉しいポイントではないでしょうか。
今回、入荷した個体は約4.2キロとなっております。実際に持ってみると、重すぎるということは無く、安定感のある個体になっている印象です。サウンド面では、高音域がスッキリとしており、輪郭がハッキリとしたサウンドキャラクターになっている印象です。しっかりとした重量を持っている為か、暴れるようなサウンドではなく、程良く引き締まったタイトなサウンドになっており、歪ませても音が潰れにくく、音抜けも良い1本になっています。ぜひ、お試しくださいませ。
(マサト)
Body
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Ash
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Neck
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Maple + Wenge 5-Ply Asymmetry Shape
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Scale
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648mm
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Finger Board
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Maple , 305mmR , 24F Jumbo(CFS)
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Peg
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GOTOH SG381-07 MG-T
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Pickup
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Seymour Duncan Sentient-7 (F) , Nazgûl-7 (R)
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Control
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1Vol , 1Tone(Push-Pull Tap SW) , 3Way Mini Toggle SW
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Bridge
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FGN FJBR-STD-7
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Tailpiece
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FGN FJTP-STD-7 (Versatile Tailpiece)
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Color
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Transparent Black Flat
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Strings
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D’Addario EXL116 + NW059 (.011-.059) Whole Step Down
Tuning
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Case
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Original Gig Bag
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