Neo Classicシリーズより、アッシュボディ/メイプル指板のNJBです。古き良きモデルのスタイルを踏襲しながらも、CFSを始めとしたフジゲン独自の技術を加える事で、現代の音楽シーンにも適応できるようになっています。CFSは、サウンドがクリアになり、立ち上がりの良さや粒立ち感の良さを感じられるところが魅力ですね。ベースは特に低音を出すので音がぼやけがちですし、他の楽器のサウンドに埋もれてしまいがちなので、音づくりで苦労されている方も多いのではないかと思います。効果の感じ方には個人差があるとは思いますが、実際に比較して頂くと、他のベースとは一味違うクリアな響きと抜けてくる感覚を持って頂けると思います。 木材構成は、アッシュボディ、メイプル指板、メイプルネックとなっており、高音域の再生がスムーズで低音域がタイト、アタックがハッキリしたブライトなサウンドを狙ったモデルとなっております。傾向として、アルダー/ローズのものはローミッドがハッキリしており、響く低音や粘り気を感じさせるトーンのものが多いですが、アッシュ/メイプルのベースはしっかりとベースラインが抜けてくるものが多いように感じます。また、レスポンスが良いので、スラップやフィンガーピッキングでソロを多用するベーシストに特に好まれています。 NJBの特徴的な仕様として、パラレル/シリーズの切り替えがございます。トーンポットがスイッチ付きのものになっており、フロントとリアピックアップの接続をパラレル/シリーズと切り替えることが出来ます。通常の状態でパラレル接続、ノブを引っ張り上げるとシリーズ接続になり、中音域がグッと持ち上がったパワフルなサウンドに変化します。パッシブ(電池を使わない)出力のベースでも、手元で違ったキャラクターのサウンドをご選択頂けますので、こちらの機能、是非一度お試し下さいませ。 今回、入荷した個体は約4.4キロと、当店に入荷したアッシュボディ/メイプル指板のNJBの中では平均的な重量となっております。実際に弾いてみると、アッシュらしい明るいトーンとメイプル指板らしいレスポンスの良さやハッキリしたアタックを感じます。これくらいの重量ですと、音もバキっとし過ぎず、芯もあるので、ジャンルを選ばずご使用頂けると思います。外観もモノトーンな印象で、どなたでもお手に取りやすいデザインだと思います。同じ配色のNPBもあるので、そちらもオススメですよ。
人気カラーのNJB、是非お試しください。
(マサト)
Body
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Ash
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Neck
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Maple
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Scale
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864mm
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Finger Board
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Maple , 250mmR , 20F(CFS)
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Peg
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GOTOH GB2
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Bridge
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GOTOH 203B-4 (String Pitch=19mm)
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Pickup
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FGN 62J Set
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Control
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2Vol , 1Tone (Parallel / Series SW)
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Color
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Black (Polyester Finish)
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Case
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Original Gig Bag
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